Making of genuine Ladies wallet taught by top sample craftsmen
一流サンプル職人が教える 本格レディース財布の仕立て方
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■発行 Publication:2024/6/30 ■224pages 182 × 257mm ■ISBN:978-4-86800-005-1 ■Price:¥3,600 +Tax
内容
内 容 ●はじめに ●作品Ⅰ L字ファスナーコンパクト財布 ●作品Ⅱ 口金二つ折り財布 ●作品Ⅲ 玉べり束入れ ●基礎知識とテクニック ・接着剤の使い分け ・漉きの使い分け ・ミシン針の使い分け ・きれいなフォルムを出す技術 ・つり込み ・カード段を取り付けるコツ ・ヘリ返しの基本 ・角を寄せる ・糸処理の使い分け ●製作手順/L字ファスナーコンパクト財布 ●製作手順/口金二つ折り財布 ●製作手順/玉べり束入れ ●監修者紹介 池田耕平氏 ーAtelier K.I.ー ●型紙 解説 一流プロによる本格レディース財布の仕立て工程 その一部始終を精細に記した比類なき技術書 コンパクトなL字ファスナー財布、口金付きの二つ折り財布、そして長財布と、 レディース財布の王道とも言える3型の作り方を、 展開図や豊富な写真と共に詳説。 ご高評頂いている「一流サンプル職人が教える」シリーズの第3段です。 《本書「はじめに」より》 革製品の仕立て技術は一つではなく、様々な系統に分けることができ、一般的にそれぞれの系統で職人が分かれている(絶対ではないが、少なくとも型紙や専門用語、仕立てルールなどがジャンルごとに分かれる)。その中で大きな系統が「紳士もの」と「婦人もの」で、本書は特に婦人もの「財布」を題材にする。 婦人財布の一つの大きな特徴は、構造の複雑さとパーツ数の多さだ。財布に求められる、「機能の多さ」と「コンパクトさ(持ち運び利便性)」という相反した性質を両立するために、多くのパーツが効率よくパズルのように組み合わせられる。型紙も少しずつ変わったものが多く、構造や仕組みをよく理解しておかないと、取り違えが起こることもあるだろう。仕立て技術の中で、何が一番難しいかを決めることは難しいが、婦人財布の複雑な仕組みを理解することは、ある意味で小物ジャンルの中では「最難関を突破した」と言って良いかもしれない。 今回も、様々なジャンルに精通したサンプル職人である池田氏に監修を依頼し、婦人財布の代表的なものから人気のある三型を厳選、その構造や特徴を紐解きながら、漉きや仕立て技術、型紙や実際の製作手順を写真とイラストで詳細に解説していく。
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