Is high resolution necessary? Escape from the audio labyrinth
ハイレゾリューションは必要か?
オーディオ迷宮からの脱却
ハイレゾリューションは必要か?
オーディオ迷宮からの脱却
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■発行 Publication : 2019/03/15 ■202pages 210 x 148mm
■ISBN : 978-4-88393-849-0 ■Price : ¥2,000+Tax 内容
目 次 ●プロローグ ●オーディオとは何か? ●オーディオの迷宮から、音楽天国へ脱却せよ ●オーディオ機器を購入する前に ●オーディオ業界の日没と末期症状 ●音楽、豊穣の明日に向かって撃て ●そろそろオーディオ機器なんかで悩むのはやめよう ●大鑑巨砲主義だったアナログ・オーディオの世界 ●オーディオ・ブームの終焉 ●オーディオ業界の奇っ怪な販売促進の話 ●オーディオ・ジャーナリスト=評論家という職業 ●オーディオ業界の専門書籍という名の障壁 ●オーディオ無き生活 ●再び「音楽が聴きたい」オーディオ欲望の覚醒 ●音楽生活の再スタート ●音楽は「生」が一番だが趣味は色々 ●ビールも「生」が一番 ●ライブ漂流記 ・最初の「生=ライブ」鑑賞は、寄席の落語だった ・海外と日本の「生=ライブ」の真実 ●レコードの可能性 ・再生装置の発明「エジソンは偉い人」、そんなの常識 ・金沢市築音器館にて ・北海道新冠町 レ・コード館ミュージアム ●疾風怒濤の試聴記 ・神奈川県横浜市・共同電子エンジニアリング・試聴室 ・山形県ナガオカ本社・試聴室 ・岩手県一関市・ジャズ喫茶ベイシー ・12インチ・パワード・スピーカー試聴会 ・EV ボッシュセキュリティシステムズ ・CD、レコードの持ち込み試聴 ・CDプレーヤーを不要にしたLINNという思想 ●アナログとデジタル、そしてハイレゾ ・真空管とトランジスタはどちらが良い音を出すのか? ・トライオード製真空管アンプを購入する ・書籍「アナログ発想法」寺垣 武著を熟読する ・テラガキ・ラボにおけるスピーカー試聴9 ・高額故に寺垣スピーカー購入を断念・・・? ・SP-40を聴きに自家焙煎珈琲「喫茶ハレの日」 ・寺垣スピーカー制作 ●スピーカーが一番大切 ・オーディオの「キモ」はスピーカーだ ・オーディオ機器の中ではスピーカーの能力が重要 ・プロ用パワード、パッシブの選択 ・原音を再生するには15インチ・ウーハーが必要 ●ハイレゾリューションを理解する ・知識ゼロからの「ハイレゾ」奮戦記 ・「ハイレゾ」視聴はどこでできるのか? 問題 ・ハイレゾ再生ソフトと音楽ファイル ・いままでの「ハイレゾ」音楽ファイル ・Macでハイレゾ=ハイレゾリューション(高解像度) ・正直「ハイレゾ」は買いか? ・同じ音源ならCD、レコード、ハイレゾはどちらが良い音を出すか? ・オーディオ装置の金額の多寡は音質にどのように響くのか ・PCで音楽を聴こう! ・USB DACとは何か? ・「ハイレゾ」に挑戦 ・「ハイレゾ」配信サイト ・話題の「ハイレゾCD=MQA-CD」とは何か? ・「カクテルオーディオX45」を聴きに行く ・トライオード真空管アンプ+カクテルオーディオでMQA-CDを聴く ・「JVCスーパーハイマテリアルCD」はどうだ ・「ハイレゾ」の高性能に関する他業種との比較 ・モノの進化とはなにか ・ヘッドホンとイヤホン ・部屋の広さに適した環境 ・民生用(素人向け)と業務用機器の違いは何? ・エレクトロボイスの場合 ・INTER BEE ・良質なオーディオ機器を適切な価格で ●いざ購入へ ・いざオーディオ機器を購入する ・オーディオ・セットを組み立てる ・ニューセットを視聴する ・PCで聴く「ハイレゾ」とはなんぞや? ・パソコン・オーディオで組む ・無理をしないアナログ・オーディオの組み方 ・雑誌広告のチョーチン記事に惑わされないために ・新旧レコードとCD購入 ・ネットワーク・オーディオCDプレーヤー ND8006購入 ・iPhoneで、Apple Air Playの再生 ・幻影のオーディオ ・カー・オーディオの世界からアナログ・オーディオへ ・男の隠れ家か? マエストロ・ガレージ ●ハイレゾ狂想曲 ・1.最初に高性能、高能率のスピーカーを購入する ・2.相性の良いアンプを購入 ・3.目的に適合したオーディオ機器を選択 ・リビング・セット ・書斎セット ・仕事場用セット 大好きな音楽を良い音で、楽しく、聴こうとして、オーディオ・ショップに出かけて行くと、恐ろしい価格設定のオーディオ機器が並んでいて驚愕させられます。いくらお金を用意したら、何を選んでセットを組めば、納得する音にたどり着けるのでしょうか。専門誌を読むと最近のオーディオ界はヘッドホンと、イヤホンが主流となっているのか? 「ハイレゾ」「PCオーディオ」「ネットワーク・オーディオ」という新機軸が流行している? LPレコードからCD、そしてダウンロードに移行したオーディオのムーブメントは、どこへ向かうのか? 月額1000円足らずでスマホから聴き放題の「スポティファイ」「アップルミュージック」で完結なのか? 「オーディオ迷宮からの脱出」は、これらの疑問、質問に対し、実践的オーディオ術を提示し、音楽のガラパゴスと化した日本のオーディオ業界へ一石を投じる書籍として出版しました。音楽マニアは、一般社会とズレた金銭感覚の音響ビジネスや、既成概念にとらわれずに、自分の感覚を磨き、自分の耳を信じてください。本書では、適切な購入金額で充分に満足が得られる真っ当なオーディオ生活を提案しました。音楽とは苦しみ悩むものではなく、音を楽しむ行為なのです。 |